飛ぶ夢


夢の中で空を飛ぶには 普段から夢と現実を確認する癖をつけておいて 
夢の中で「これは夢だ!」と気がついたらチャンス!
夢だから飛んでみよう!と飛んでみる。

そんな話をきいてから20年近くが過ぎようとしてますが
私は時々、このチャンスに見舞われます。

しかし、イマジネーションが足りないのか観念が強いのか
飛ぼうとすると ある程度の高さから想像力が追いつかなくなって
飛べないという事が多いのです。


この間久々に 夢の中で飛ぶチャンスがきました。
場所は小学校の体育館でした。

「や 夢だ 飛んでみるか!」と思い宙にふわりと浮き
1mくらいの高さを泳ぐように宙をかきわけて
ひとまず飛ぶ事には成功!

ところが もっともっと と思うのですが 
思えば思うほど床に近づいてしまう....


心の中で「ああ...なんと貧弱な私のイマジネーション..」

そう思い始めるといつも夢の終わりが近づき
目が醒めます。

この日は驚くべき発見があったのですが
目が醒めた瞬間、ベッドの上の現実の世界を認識しつつも
体が浮いてる体感になっていました。

まさに浮いてる「つもり」の状態で
寝ている状態とは全然違う力の入り方をしていました。

金縛りとかって多分こういうのの重い方向の力が
かかってる状態なんでしょうね....


ところで
ある程度の高さまでしか飛べない事についてなのですが

この夢の中で飛ぶ方法をおしえてくれた人が
高く飛ぶ方法として、地面から空まで離れていくような
映像を見たりしてイマジネーションを鍛えておくとよい。

と、いうような事を言っていたのですが
私は、その思い込みが逆に激しく刷り込まれすぎてて
飛ぶ状態になると視覚にこだわりすぎて
ぎこちなくなってしまっている気がします。

夢だと気づかずに飛んでいる時は、
風景が離れていく描写とか気にしてないように思いますし。



確かに自分の中に蓄えられているイメージや思い込みや
体感が夢を作ってるんだろうなあとは思います。

屋根まで飛べたかと思うと それは自分の住んでいるアパートでなく
のび太ハウスだったりとか...

いつか観念に負けず夢の中で空高ーく飛んでみたいです。