女の都

2009.1.24〜2.6
フェデリコ・フェリーニ映画祭
吉祥寺バウスシアター http://www.baustheater.com/
で駆け込みセーフで最終日に「女の都」を見た

痴漢をしようとしたマストロヤンニがフェミニストの街に
迷い込んで大変な事にという話なんだけど

フェミニストたちも巨根博士も情けないマストロヤンニも
皮肉めいてるけどかわいらしく
ストレートな下ネタがてんこもりで
情けない感じが笑えました。
しょうもなくて
かわいい女地獄という感じだった。

この"しょうがなさ"は
若くて恋愛をしなくてはいけない時期の甘酸っぱいそれと違って 
年老いてそれでも異性を求める部分のしょうがなさで
最終的に主人公スナポラの行く手には
地味に奥様や母親の姿が現れるとういう.....
そういうしょうがなさで なんか露骨すぎてほっとする。
独身の時にみるとまた違った感想をもっただろうなあ....
逆に思春期の男子がみたらトラウマになりそうだな...

ボロボロになっていくマストロヤンニがかわいいので
ドSガールズ とドMボーイズにもおすすめです。

私は若い不良娘がもりもり乗った車に道を歩くマストロヤンニが
ジリジリおいかけられるシーンが好き。

なんか もう いやだなあ と冷や汗
しながら笑っちゃうのであった。